BMW首脳陣“ローバー”ブランド消滅“トライアンフ”復活の計画

自動車 ビジネス 企業動向

ローバーのエンブレムが永遠に姿を消すかも知れない。BMW首脳陣はローバーのバッジをトライアンフと交換することを極秘に検討している。トライアンフの商標はローバー・グループに属しているが、実際の車名としては81〜84年にホンダ『バラード』ベースの『アクレイム』に使われたのを最後に市場から消えている。

ローバーのイメージは、メディアによる『75』の評価と一部の国外市場での評価がよいものの、イギリスではまったくよいイメージがない。ブランド・イメージ向上が思うようにいかないことに業を煮やしたBMW首脳は、ブランド・ネームの交代を考えたのだ。さらにアメリカにおいては、90年代初期に『800』を導入した際に信頼性の問題を生じたので、こちらでもイメージが悪い。

今後2〜3年の内に何らかの大規模なマーケティングが行なわれ、ブランド・イメージの刷新が成功しない限りは、コードネームR30(VW『ゴルフ』、フォード『フォーカス』対抗)がトライアンフ復活の最初のモデルとなるだろう。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る