ビー・エム・ダブリューは11月12日、BMWの24車種、計4万0464台の始動装置(スターター)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは『3シリーズ』、『4シリーズ』、『5シリーズ』、『6シリーズ』、『X3』、『X4』、『Z4』の24車種、計4万464台。製作期間は2016年10月27日から2025年12月9日まで。
不具合の内容は、スターターにおいて防水性の検討が不十分なため、水濡れなどを勢いよく走行するとスターターのリレー内部に水が浸入することがある点。そのまま使用を続けると、接点部が短絡しエンジン始動不能や、最悪の場合は火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両で当該スターターを対策品と交換する。現在までに不具合件数や事故の報告はない。




