三菱、トラックのボルボの続き、乗用車部門ダイムラーと資本提携

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関係筋によると、三菱自動車工業とダイムラークライスラーが資本提携交渉を進めていることが7日明らかになった。三菱自動車工業にダイムラークライスラーが20〜30%出資する方向で詰めており月内に結論が出る見通し。

三菱自工は、ボルボの出資をうけトラック部門を2001年末に分社化することが決まっており、残る乗用車部門の提携先をどこにするが課題になっていた。これまでフォードや欧州の他メーカーとの提携の可能性も模索していたものの、ここへきてダイムラークライスラーとの提携がもっとも有力になった模様だ。

ダイムラークライスラーは独ダイムラー・ベンツと米クライスラーが合併して98年11月に設立。ダイムラー出身のユルゲン・シュレンプとクライスラー出身のロバート・イートンが共同経営責任者をつとめている(2000年3月31日付けで退任予定)。しかし経営の中身はダイムラー一色。同社が三菱自工に3割出資すれば、三菱自工の経営実権を握るのは確実とみられる。

《編集部》

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