30万kmでもへっちゃら!! ダイムラークライスラーがセラミックブレーキ開発

自動車 ニューモデル 新型車

ダイムラー・クライスラーの研究者が自動車のブレーキに利用できる特殊セラミックの開発に成功した。セラミック製のブレーキは従来のものと比べてコスト効率がよく、メンテナンスの必要がない、などの利点がある。

セラミック・ブレーキの特徴は、熱に強く摩擦にも消耗しないという点。そのうえスチール製のものと比べると重量は3分の1以下。セラミックの欠点はコストが高い、ということだったが、ダイムラー・クライスラーではカーボン、シリコンと合成することでコスト面の問題をクリア、ファイバー仕様セラミック製のディスクブレーキがコスト的にもつり合う形で製造できるようになったという。

ダイムラー・クライスラーの走行実験データによると、セラミックブレーキは18万マイル(30万km)走行後でもほとんど損傷がなく、ディスクを交換する必要はないという。このブレーキが実用化されれば、メンテナンスの必要もなくメーカー、ユーザーともにコスト効率の良いブレーキを得ることができることになる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る