フロントエンジン!! ルマン・プロトの公道仕様を日本で生産か?

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フロントエンジン!! ルマン・プロトの公道仕様を日本で生産か?
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アメリカのレーシングカー・メーカー、パノスは、フロントエンジンのLMP-1(ルマン・プロトタイプ)をベースにしたスーパーカーをイギリスとアジアで生産する予定だ。価格は約700万円になる。

この新型ロードスターは公道とトラックの両方においてポルシェ『911』をライバルにする。パワーはフォード製プッシュロッドV8、出力320PS、車重は1100kg以下。

ボスのドン・パノスは、「ロードカーのスタイリングはLMPと全く同じではないが、ほぼ同じ」と言っている。シングル・シーターふうのロールオーバー・バーが運転席と助手席の双方に用意され、エアロ・スクリーン(フロントガラス)もそれぞれにつく。スクリーンは着脱可能で、通常の1ピース・ウィンドシールド付きのハードトップを装着することもできる。

オリジナル・デザインは、著明なスタイリストで空力デザイナーでもあるピーター・スティーブンス。ただしパノスは「中期以降の展開は社内デザイナーが手がけた」という。

イギリスで作られる最初の数台はアメリカに輸出するための左ハンドルと決まっており、6カ月以内に生産が開始される。

プロジェクトの離陸がこうも早いのは、パノスがアメリカで作っている『エスペランテ』とシャシー部品の多くを共有しているからだ。エスペランテはトラッドなスタイリングで、どちらかといえばコンサバな構造のアルミニウム・シャシーをもつ。

イギリスで実際の生産にあたるのは、レースカー・コンストラクターのバン・ディーメン。パノス・モータスポーツ・テクノロジー・グループの一員だ。年間生産台数は60台。なおパノスは、同じ程度の生産規模でアジア市場向けに現地生産したいという。場所は未定。

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