【ホンダF1ストーキング】ゾンタが大クラッシュ!! BARチームはテストを中止

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【ホンダF1ストーキング】ゾンタが大クラッシュ!! BARチームはテストを中止
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シルバーストーン・テスト3日目の13日、ウェットコンディションの中、リカルド・ゾンタがストウ・コーナーで飛び出してしまった。幸いゾンタにほとんどケガはなかったものの、BARは事故原因を究明するまでテストを再開しないことにした。

午前のセッションが始まって間もなくの7周目、ゾンタのマシンがストウ・コーナーでスピン、コースアウトして宙を舞い、横転のあげく上下逆さになってフェンスで止まった。「ゾンタが歩いてピットに戻ってこられたのは幸運としか言いようがない」とBARのクレイグ・ポロック監督。

今のところ右前輪のサスペンション(プッシュロッド?)に問題があったようだが、それまでジャック・ビルヌーブとゾンタの両ドライバーは新スペックとなったRA000Eに良い感触を得ていた。チーフエンジニアのスティーブ・ファレルは「日程の変更により今年のイギリスGPはウェット・コンディションになる可能性が高いのでその準備をしていた。レースに危険はつきものだが、それだからこそ安全を重視したい」と語る。

当のゾンタは「セッティングが順調に進んでいた矢先に事故が起きた。クルマの感じが良かっただけに残念だ。僕自身は大丈夫、クルマの下から出てくるときにちょっと右手中指を切った程度だ」とコメントする。

ストウ・コーナーは昨年のイギリスGPでミハエル・シューマッハーが足を折ったコーナー。ビデオでゾンタの事故を見たM. シューマッハーは「自分の事故よりも恐かった」と語り、自身の事故についてはもう気にしていない模様。ただし「クルマの安全性が大切なことがみんなわかったと思う。だからといって各種レギュレーションがこのままでいいということにはならない。イギリスGPにしても開催まで時間はないが、できることはあるだろう」とも語り、安全性の向上を引き続きFIAに提言して行く構え。

《高木啓》

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