政府再保険制度の廃止など、自賠責保険制度の改革がようやく軌道にのりつつあるが、交通事故被害者の会や遺族の会が「自賠責保険の改革では、事故被害者の保障充実を優先させるべき」として運動を開始したことが明らかになった。運動を実施するのは全国交通事故遺族の会、全国交通事故後遺障害者団体連合会など。
自賠責保険は政府再保険制度を廃止する予定。これに伴って、被害者の会などでは、政府再保険の運用益で実施してきた被害者救済対策費用が削られると心配している。このため、被害者のための自賠責制度を求めて署名活動を開始している。