日本に早く来い!! ブリティッシュ・スポーツの名門

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日本に早く来い!! ブリティッシュ・スポーツの名門
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昨年10月に発表されて人々をあっと驚かせたジェンセン『S-V8』は、最初の1年分の生産予定がもうすでに売り切れた。このイギリスのスポーツカー・メーカーの復帰を願っていたエンスージァストからの予約が殺到したのだ。

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フォード『マスタング・コブラ』から流用した出力325PS、5.0リットルV8エンジンと、ジャガー『XK8』と同じデザイナーが手がけたデザインのアルミニウム製ボディをもつS-V8は、600万円をちょっと越えるぐらいのプライスタグを下げている。しかしポルシェ・ボクスター、メルセデスベンツSLKといったドイツ・メーカーからのライバル車に満足できないドライバーにとってはバーゲン価格だ。

最高速度240km/hに達するこのロードスターが国際市場でもアピールすることを、ジェンセンは理解しているし、イギリスと日本は同じ右ハンドル仕様を販売できるのだが、残念ながら日本向け輸出の計画は考えられていない。

「昨年10月に会社を立ち上げて以来、18カ月間はイギリス国内でブランドを確立することに集中する。それからドイツとスペイン向けに左ハンドル仕様の生産に力を注ぐ。日本市場向けの対策は、優先順位の下の方だ」と広報担当者。

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