芳香剤なしで花の香り?〜フォードの新車は匂いが違う

自動車 ニューモデル 新型車

ニューヨーク・タイムズの記事によると、フォードでは「新車の匂い」に関するリサーチを進めているという。誰もが経験するように、新車には特有の匂いがある。これを改良して「フォードのクルマは他とは違ういい匂いがする」と思われる匂いを提供するのが目的なのだそう。

冗談のような話だが、フォードはかなり真剣にこのプランを進めており、すでにドイツの専門会社にフォード車のパーツのサンプルを提出、コンピュータによって匂いの成分を分析中だという。フォードによると、匂いの成分の一部はパーツの供給会社特有のもので、各会社によって微妙に違った匂いになるのだそうだ。ヒトが不快と感じる匂いの成分にはウレタン、ゴムなどの部品によるものが多く、こうしたパーツに人工的に匂いをつけることで不快感をやわらげられるという。

これによって芳香剤を使わなくても花の香りがする不思議なクルマが開発される日は近い?

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る