またクリーンエネルギ-候補現る---GMのパワートレインは化学燃料

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化学合成の燃料を開発するシントロレウム社が、GMと最新パワートレインシステムのテストに化学合成燃料を使用することで合意した。GMの薬品および環境化学研究所では「化学合成燃料はこれからの世紀で大きな役割が期待されており、その特性を知ることは重要」とコメントしている。

テストでは化学合成燃料を使用した場合、エンジンのデザインにどのような変化を加える必要があるのか、今後こうした燃料を使った効率的なパワートレインをつくり出していく可能性があるのか、などが試される。

シントロレウム社では天然ガスを原料とし、化学合成のオイルや燃料を作っている。硫黄、重金属などを含まないクリーンな燃料は環境問題を考える上で今後に大きな期待が持たれているものだ。また天然ガスをそのまま利用するのではなく液化することで、特殊な施設がなくとも一般の車両にガスを供給することができる。大手石油会社ARCOもすでに同社とライセンス契約を交わしており、クリーンエネルギーとしての注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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