またクリーンエネルギ-候補現る---GMのパワートレインは化学燃料

自動車 ニューモデル 新型車

化学合成の燃料を開発するシントロレウム社が、GMと最新パワートレインシステムのテストに化学合成燃料を使用することで合意した。GMの薬品および環境化学研究所では「化学合成燃料はこれからの世紀で大きな役割が期待されており、その特性を知ることは重要」とコメントしている。

テストでは化学合成燃料を使用した場合、エンジンのデザインにどのような変化を加える必要があるのか、今後こうした燃料を使った効率的なパワートレインをつくり出していく可能性があるのか、などが試される。

シントロレウム社では天然ガスを原料とし、化学合成のオイルや燃料を作っている。硫黄、重金属などを含まないクリーンな燃料は環境問題を考える上で今後に大きな期待が持たれているものだ。また天然ガスをそのまま利用するのではなく液化することで、特殊な施設がなくとも一般の車両にガスを供給することができる。大手石油会社ARCOもすでに同社とライセンス契約を交わしており、クリーンエネルギーとしての注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  3. GX550がラグジュアリーオフローダーに!レクサスxJAOSxトーヨータイヤ「オープンカントリー R/Tトレイル」は最高の相性だPR
  4. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  5. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る