デザインコピーに最低賃金違反、経営難デーウは買い叩かれるぞ

自動車 社会 社会

現在GMやフォードが買収に意欲を示していると伝えられる韓国の大宇(デーウ)だが、アメリカ国内では数々の訴訟を抱え、その独特なセールス方法も批判の的となっている。

大宇に対して起こされている最も規模の大きい裁判は、ダイムラークライスラーから訴えられているもので、アメリカ発売が予定されるSUV『コランド』のグリルがクライスラーのものに酷似している、という内容だ。大宇では「アメリカで販売されるタイプは違ったグリルを装着する予定」としているが、パテントに厳しいアメリカではかなり旗色が悪い。

また大宇独自の、大学生をセールスパーソンとして雇い、大学内でのプロモーション活動を行わせる、という商法が「最低賃金基準に違反している」という訴えも同時に起こされている。安価なマーケッティング法として脚光を浴びた大宇の販売方法だが、思わぬところで足を取られた形だ。

こうした訴訟が大宇の買収に影響を与えるかどうかは微妙なところ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る