あのアメリカも景気後退の予兆!? 米自動車販売2年ぶり減少はなぜか?

自動車 社会 社会

1998年8月以来右肩上がりの成長を続けてきたアメリカ国内での新車販売台数だが、2000年5月に約2年ぶりに2%の前月比減少を示した。

理由として考えられるのは、公定歩合の引き上げによる利率の上昇で自動車ローンが高くなったこと、このところ各メーカーの製品ラインが弱めになった、今年始めから続いているガソリン価格の高値が影響を及ぼしている、などさまざま。

しかし販売台数全体の減少の割合に比べ、アメリカのメーカーの落ち込みが目立つのが気になるところ。GMは5.9%、ダイムラー・クライスラーにいたっては18%もの落ち込み。唯一フォードだけが新型モデルの発表により1.1%の上昇を見せている。このほか輸入モデルの販売も伸びを見せており、アメリカン・メーカーとの明暗がくっきりとなった。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る