【トリノショー速報 Vol. 8】『論文、その1』という名のコンセプトカー

自動車 ニューモデル モーターショー

トリノ・モーターショーの主催者は、デザインショーとしての特色を積極的に打ち出しており、会場はいってすぐのスペースにカロッツェリアを集めている。カロッツェリアもクルマの絵だけ描いていればいい時代はすぎ、設計開発まで手掛けなければならなくなってきている。

自社で多人数のスタッフを抱えられなければ、必要に応じてそれぞれ得意分野を持った小企業が集まれば良い。そんな技術開発グル−プがDSN=デザイン・サービス・ネットワークだ。DSNが出品したのは『テージ・ウノ』。「論文、その1」といった意味か。この新しい技術開発グル−プが公にした、あるいは自主制作した作品第1号というわけだ。ミドルクラスのファミリ−カーを想定。

スタイリングは元ピニンファリーナのエマヌエレ・ニコジア(テスタロッサなどの時代)が主催するビー・ストゥディオが担当した。最近のルノーのコンセプトカーやフォード『フォーカス』などを見た目には、「またか」といった印象はぬぐえない。

《高木啓》

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