【トリノショー速報 Vol. 8】『論文、その1』という名のコンセプトカー

自動車 ニューモデル モーターショー

トリノ・モーターショーの主催者は、デザインショーとしての特色を積極的に打ち出しており、会場はいってすぐのスペースにカロッツェリアを集めている。カロッツェリアもクルマの絵だけ描いていればいい時代はすぎ、設計開発まで手掛けなければならなくなってきている。

自社で多人数のスタッフを抱えられなければ、必要に応じてそれぞれ得意分野を持った小企業が集まれば良い。そんな技術開発グル−プがDSN=デザイン・サービス・ネットワークだ。DSNが出品したのは『テージ・ウノ』。「論文、その1」といった意味か。この新しい技術開発グル−プが公にした、あるいは自主制作した作品第1号というわけだ。ミドルクラスのファミリ−カーを想定。

スタイリングは元ピニンファリーナのエマヌエレ・ニコジア(テスタロッサなどの時代)が主催するビー・ストゥディオが担当した。最近のルノーのコンセプトカーやフォード『フォーカス』などを見た目には、「またか」といった印象はぬぐえない。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る