マツダは9日、『デミオ』の天然ガス車を発売した。価格は280万1000円と、ベース車よりも135万円高い。デミオのベーシックグレードなら2台は買えて、さらにおつりまで貰えるしまうお値段だ。マツダではルートセールスなど業務用の用途を想定しており、年間50台を販売する予定。 天然ガス車は小型トラックを中心に利用されているが、本田技研工業が『シビック』に設定するなど、乗用車にも設定されるようになってきている。
しかし、乗用車はベース車の価格が安いだけに、どうしても割高感がぬぐえない。さらにガススタンドの数が圧倒的に少ないという点もマイナスだ。天然ガス車よりハイブリッド車の開発や販売に力を入れた方がメーカーにとって得策なのではないかと思うが…。