日産、ルノーと共同で環境対応型の新ディーゼルエンジンを開発

自動車 ビジネス 企業動向

日産とルノーは両社の共同プロジェクトとして、環境保全に対応したコモンレール方式の新型ディーゼルエンジンを開発し、2002年以降にそれぞれの会社が発売する主力の小型車に搭載することを決定した。

日本では乗用車にディーゼルエンジンを搭載するケースは少ないが、ヨーロッパなどではコモンレール方式を採用した低燃費のディーゼルエンジンを搭載するクルマが意外に多い。日本国内では需要がないため、この分野での開発に日本の自動車メーカーは遅れを取っていたが、今回の開発でようやく肩を並べることになる。日産ではこのエンジンを搭載するクルマに、同社の得意分野であるCVT(無段変速機)を組み合わせる方針で、ルノーにもこれを供給して仕様を合わせる方針だ。

すでに三菱とダイムラー・クライスラーが共同で小型自動車の開発を行うことが表明されており、このクラスでの開発は今後激化するものと思われる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る