日産、ルノーと共同で環境対応型の新ディーゼルエンジンを開発

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日産とルノーは両社の共同プロジェクトとして、環境保全に対応したコモンレール方式の新型ディーゼルエンジンを開発し、2002年以降にそれぞれの会社が発売する主力の小型車に搭載することを決定した。

日本では乗用車にディーゼルエンジンを搭載するケースは少ないが、ヨーロッパなどではコモンレール方式を採用した低燃費のディーゼルエンジンを搭載するクルマが意外に多い。日本国内では需要がないため、この分野での開発に日本の自動車メーカーは遅れを取っていたが、今回の開発でようやく肩を並べることになる。日産ではこのエンジンを搭載するクルマに、同社の得意分野であるCVT(無段変速機)を組み合わせる方針で、ルノーにもこれを供給して仕様を合わせる方針だ。

すでに三菱とダイムラー・クライスラーが共同で小型自動車の開発を行うことが表明されており、このクラスでの開発は今後激化するものと思われる。

《石田真一》

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