クラスNo. 1は渡さない! 『パジェロイオ』が抱く『RAV4』への敵対心

自動車 ニューモデル 新型車

三菱自動車は12日、2.0リットルGDIエンジンを搭載するなど、マイナーチェンジを行なった『パジェロio(イオ)』を発表、同日から発売した。

従来のイオは『ギャラン』などと同じ、1.8リットルGDIエンジンを搭載していたが、ユーザーから「パワー不足である」という声があったことや、5月から販売を開始したトヨタ『RAV4』に対抗するため、エンジンの出力を上げることになった。新エンジンの搭載車は従来比で55キロの重量増加を招いたが、燃費はこれまでの1.8リットル車と同等に抑え、2010年施行の新燃費基準にも適合している。

また、今回のマイチェンに合わせて衝突安全強化ボディ「RISE(ライズ)」を改良、オフセット衝突への対策を強化したほか、外観も一新。ボンネットフードやグリル、前後バンパーなどの意匠を変更し、内装には上質なベロア調シート生地を採用した。

価格は5ドア/4WD/4ATの「ZR」で202万8000円。カーナビを装備した5ドア/4WD/4ATの「パールパッケージ」は213万8000円となっている。月販目標は3600台で、夏前には新たにターボ付きモデルも追加される予定だ。

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