沖縄開発庁と日本道路公団(JH)は、那覇空港自動車道のうち、南風原(はえばる)道路と呼ばれることになる、南風原南インターチェンジ〜西原ジャンクションまでの延長5.1kmの区間が、28日午後5時に開通すると発表した。7月に開催が決まった九州・沖縄サミットを控え、那覇空港自動車道で初の開通となる。
那覇空港自動車道は、那覇空港と沖縄自動車道を結ぶ延長約20kmの自動車専用道路で、今回開通する南風原道路は那覇空港自動車道の一部を構成する延長5.1kmの有料道路。
今回の開通で糸満市と沖縄市方面を結ぶ所要時間が約19分間短縮できるが、この区間の総工費は844億円と巨額なものだ。開通区間の通行料金は普通車で100円に決定している。