【トリノショー速報 Vol. 52】インド、イデア、『インディカ』これは早口ではない

自動車 ニューモデル モーターショー

インドのコングロマリット、タータの自動車部門(企業名はテルコ、ブランドはタータ)はヨーロッパ進出をねらっており、ヨーロッパのモーターショーに出展するのは今回が初めてではない。生産を拡大したくとも国内市場の拡大が望めないので、国外に販路を開拓しているのだ。

あとは価格と製品の品質、販売店整備が課題。主力コンパクトカーの『インディカ』はトリノのデザイン開発会社イデア(フィアットの『ティーポ』ファミリーが代表作)が開発に協力した。またジュネーブ・モーターショーと今回のトリノ・モーターショーでは、トレンディなコンパクトオープンのスタディ、『アリア』を展示した。こちらは社内デザインだ。

タータの製品や開発力が欧米の平均点には達していることは展示から理解できるが、後発メーカーが先発メーカーと伍していくためは、パンチ力が足りないかも……。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る