予算案が「ヨッパライ運転」を定義する不思議

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アメリカでは現在まで、「飲酒運転」と判断される血中アルコールの濃度は州ごとの規定に任されていた。しかし連邦政府の交通関連の予算の一環として、全国統一の飲酒運転基準が適用されることになった。

上院で可決された「飲酒運転」とされる血中アルコール濃度は0.08%で、これが統一の基準となる。現時点でこの0.08%の基準を適用しているのは、カリフォルニア州をはじめとする18州。残りの32州は現在のところ0.1%の基準だ。今回の連邦政府による基準は強制ではないのだが、従わない州は、連邦政府からの高速道路建設費用の援助がカットされる。

飲酒運転で事故を起こすドライバーの血中アルコール度の平均は、基準のおよそ2倍の0.17%だというのだが、より厳しい法律にドライバーも注意が必要。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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