どうなるローバー『75クーペ』---ライレー復活と消滅、そしてMG刷新

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どうなるローバー『75クーペ』---ライレー復活と消滅、そしてMG刷新
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ローバーがBMW傘下にあったころローバー『75』のクーペ・バージョンが計画されており、BMWはそのモデルによって「ライレー」ブランドを復活させるつもりだった。その後新しくローバーのオーナーとなったフェニックス・グループは、同じモデルをMGブランドのフラッグシップとして製品化しようとしている。

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ライレーの復活は、1994年にローバーを買収して以来、前BMW会長ベルント・ピシェツリーダーの“ペット”プロジェクトだった。ライレーのほかトライアンフ、MG、オースチンといった伝統の英国車メーカーの商標は、第2次世界大戦後のイギリスにおける自動車メーカー国有化の結果、ローバー・グループの所有となっていたのだ。

ライレー復活というBMWの計画は、ローバー・グループが生み出した損失の重さに押しつぶされてしまった。犠牲者はローバー75ベースのライレー・クーペと、ピシェツリーダーその人。ライレー・クーペの開発は中止、ピシェツリーダーはローバー不振を理由に辞職を余儀無くされた。BMW本体を救うためにBMWはローバー・グループを売却せざるを得なくなり、BMWの手許に残されたブランドはミニとトライアンフだけとなった。

その結果ローバーの新オーナーであるフェニックスの方には、途中で“スクラップ”にされた多くのプロジェクトが渡った。その中には75ベース・クーペのような興味深いモデルもあり、MGという商標も含まれる。

当初ローバー買収に名乗りを上げていたアルケミー・グループは、ローバーの量産事業を終了させ、ロータス『エリーゼ』のようなアルミニウムと複合素材製のスポーツカーをMGブランドで少量生産する予定だった。

内部情報筋によると、KシリーズV6エンジンをMG版75クーペに搭載させることが検討されている。発売予定は2002年後半だ。さらにフェニックスでは、ローバー『25』、『45』、『75』といったファミリーモデルをモベースにしたスポーツ仕様に、MGバッジをつけて商品化すると言っている。去る3月のジュネーブ・モーターショーに参考出品されたローバー『75デザイン・テーマ』が新MGのデザインを示唆する、という見方もある。

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