ビッグな組み合わせ! モトローラがダイ・クラなどと組んでITS規格提示へ

自動車 テクノロジー ITS

モトローラ社は、27日、バーチャル・プロトタイプ社が主宰するAUTOTAB(Automotive Technical Advisory Board:自動車技術諮問委員会)に参加すると発表した。AUTOTABは、バーチャル・プロトタイプとダイムラー・クライスラー、マニエッティ・マレッリの3社で構成され、自動車電子システムの開発を目的とする。マン/マシン・インタフェース技術に方向性を打ち出す計画だ。

バーチャル・プロトタイプ(本社:カナダ)は、リアルタイム対話型グラフィカル・アプリケーション開発用のソフトウェア・ツールを供給する主要サプライヤー。またモトローラ(本社:アメリカ)はネットワーキング/コンピューティング、自動車、無線通信、イメージング/エンタテイメントの各分野でデジタル・ソリューションを提供している。

モトローラの副社長兼トランスポテーション・システム担当ゼネラルマネージャーのスコット・アンダーソンは、「AUTOTABが提案するITS(高度道路交通システム)規格は、スケール・メリットによる製品の価格削減を実現する。モトローラはmobileGTアーキテクチャなどのDigitalDNAR技術を活用して、こうしたシステムの実現に貢献できる」と語っている。

いっぽうバーチャル・プロトタイプのフィリップ・コラード社長兼CEOは、「フル機能を備えた車載情報システムの価格は、数年内に、今日の最上級オーディオ・システムよりも安価になると予測している」と述べている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る