運転中の電話はあぶない。で、ハンズフリーの効果だが……

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警察庁は29日、自動車運転中の携帯電話による通話が原因とされる事故の詳細レポートを発表した。事故の数は昨年11月の道交法改正以前に比べ、約60%減となったが、若年層を中心に追突などの事故が多発していることが浮き彫りにされた。

発表されたデータによると、昨年11月から今年4月までの期間で、運転中の携帯電話による通話が原因と認められる事故は580件で、昨年11月以前の半年間に記録した893件に比べると、約60%の減少となった。事故の形態としては、突然掛かってきた電話に応対しようとしているうちの追突が一番多く、全体の65.2%を占める。年齢層としては16〜24歳が最も多く、32.2%となった。

減少傾向になっているのは良いが、一方で気になるデータもある。運転中の通話の切り札として、警察が使用を推奨していたハンズフリー装置使用中の事故が、死者は無かったものの6件あることだ。また、今後は音声通話でなく、iモードメールなどの確認による事故も増えると予想されており、油断はできない。

電話をするなら路肩に止まって話そう。これが最低限のマナーともいえる。 

《石田真一》

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