すごい奥の手。トヨタが他メーカー工場から作業員を引き抜く?

自動車 ビジネス 企業動向
すごい奥の手。トヨタが他メーカー工場から作業員を引き抜く?
すごい奥の手。トヨタが他メーカー工場から作業員を引き抜く? 全 1 枚 拡大写真

トヨタは4日、今夏の新車投入による生産増大に対処するため、合計500人の作業員を東芝やIHI、富士通など異業種38社からレンタルすることを決め、発表を行った。

クーラーなどの使用で電力需要がピークに達する夏は、電機メーカーなどが生産を控えめにして、使用を自粛する傾向にある。このため電機メーカーの工場では作業員に余剰人員が生じるのだが、今のトヨタは『ヴィッツ』や『RAV4』にバックオーダーが発生するほど売れており「作っても、作っても、まだ足りない」という状況で工場をフル稼働、逆に作業員が足らないという状態になっている。

そこでトヨタは異業種工場の余剰人員に目をつけ、短期出向という形で雇用することになった。人員を提供する異業種メーカーの関係者も「トヨタの生産ラインを体験させるということには意義がある」として前向きに対応している。

なお、給与は所属元の金額を基準に、トヨタが支払うということになっている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る