自動車重量税って、そろそろ別の使い道を考えませんか?

自動車 社会 社会

大蔵省が発表した平成11年(1999年)度の一般会計決算によると、自動車重量税の税収は8431億円で、前年度と比較して3.3%も伸びた。自動車重量税は全額、道路特定財源として道路整備に充てられることになるが、これによって「無駄な道路」がまたしても増えることになりそうだ。

一般会計決算では、所得税、法人税、相続税などは軒並み前年度の実績を下回ったが、自動車重量税、揮発油税、石油税など一部だけが前年度を上回った。自動車重量税は当初、8410億円の収入見込みだったが、決算では8431億円の税収があり、前年度と比較すると3.3%の伸びとなった。この全額が道路整備に充てられることになるが、予算の消化は必ず消化しなくてはならないので、これがそのまま無駄な道路の財源となる。

「法律で決まっているから道路を作る」ではなく、もっと有効的な用途を改めて考える時代になっているのではないだろうか?

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る