自動車重量税って、そろそろ別の使い道を考えませんか?

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大蔵省が発表した平成11年(1999年)度の一般会計決算によると、自動車重量税の税収は8431億円で、前年度と比較して3.3%も伸びた。自動車重量税は全額、道路特定財源として道路整備に充てられることになるが、これによって「無駄な道路」がまたしても増えることになりそうだ。

一般会計決算では、所得税、法人税、相続税などは軒並み前年度の実績を下回ったが、自動車重量税、揮発油税、石油税など一部だけが前年度を上回った。自動車重量税は当初、8410億円の収入見込みだったが、決算では8431億円の税収があり、前年度と比較すると3.3%の伸びとなった。この全額が道路整備に充てられることになるが、予算の消化は必ず消化しなくてはならないので、これがそのまま無駄な道路の財源となる。

「法律で決まっているから道路を作る」ではなく、もっと有効的な用途を改めて考える時代になっているのではないだろうか?

《レスポンス編集部》

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