【近未来ユーロハッチ・バトル Vol. 3】BMWコンパクトの課題はコレだ

自動車 ニューモデル 新型車
【近未来ユーロハッチ・バトル Vol. 3】BMWコンパクトの課題はコレだ
【近未来ユーロハッチ・バトル Vol. 3】BMWコンパクトの課題はコレだ 全 2 枚 拡大写真

メルセデスが『Cクラス』に追加予定の『スポーツクーペ』はセダン上級仕様と同程度のプライスになりそうだ。いっぽうBMWが新型(2代目)『3シリーズ・コンパクト』をどのような価格で送り出してくるかはまだ分からない。

しかしミュンヘン筋では新型エントリーBMWにおおいなる自信を持っている。現行コンパクトはE36型3シリーズ(先代)のモデル最末期に大慌てで追加された。1994年に買収したローバーに小型車市場を任せるつもりだったのが、とてもそんな経営状態ではなかったからだ。

次期コンパクトは当初から現行3シリーズとともに開発され、セダンのテールを断ち落としただけの現行コンパクトより調和のとれたスタイリングになるという。正確な情報は雲の中だが、デザイン部長のクリス・バングルは、新型コンパクトのフロントエンドは、セダンやクーペとは若干、異なった意匠になると言っている。

新型は旧型比150mm全長が伸び、ホイールベースは25mmのプラス。トレッドは前が63mm、後が65mm拡大される。そして仮想敵メルセデス・ベンツ・スポーツクーペ同様の、ルーフ全長のグラス・サンルーフを装備、若年層にアピールする。

エクステリアの成長は居住性の向上につながる。現行コンパクトについての調査では、ライバルと比較してインテリアは安っぽいとの評価を得ている。その結果、ダッシュボードやスイッチ類など、兄貴分の3シリーズからソフトタッチのキャビンデザインを流用したそうだ。フロントシートは半自動で前後80mmスライドするので、リアシートへの出入りが楽になったと伝えられる。

新型コンパクトには4気筒エンジンのシリーズが用意される。このエンジンはイギリス、ハムズ・ホールの新工場で作られる。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る