あくまでもビジネスライク---ホンダがGMにV6エンジン供給へ

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環境対応型のパワートレイン供給で合意していた本田技研工業とGMが、昨年末の基本合意から半年以上経った18日、ようやく具体的な開発契約と供給契約を結んだ。本田がV型6気筒エンジンとオートマチック・トランスミッションを開発し、GM向けに2003年秋から年間約9万台を供給する。契約期間は5年間。

正式契約の締結がここまで遅れた理由としては、先の基本合意で本田がGMグループのいすゞ自動車からディーゼルエンジンの供給を受けるという内容が含まれていたから、との見方がある。すでに試験的なディーゼルエンジンの自社開発を終えている本田が要求するディーゼルエンジンの性能レベルは、いすゞの現在の水準よりもはるかに高いと言われており、こちらの方の具体的な内容はまだ未定のままだ。

本田とGMグループによる環境対応技術の相互補完は、あくまでも独立自主の経営を堅持する本田が主導権を握っているようだ。

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