ゆりかごから墓場まで!? 中古車販社が廃車体の買い取りも開始

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中古車オークション大手のオークネットは、再利用することができそうなパーツが残っている事故と、廃車体の買い取り仲介サービスを始めることになった。リビルドパーツ(中古部品)の販売を行う会社と提携し、ユーザーからの依頼があればオークネットが仲介するというシステム。

部品を売りたい希望者は、車両の外観や内装、事故で損傷した部分など、指定された6点を写真に撮り、それをオークネットの加盟店に持ちこむ。オークネットでは、それを中古部品販売会社のユーパーツに送り、ユーパーツのスタッフが写真を元に概算額を査定、金額に折り合いがつけば、ユーパーツのスタッフが現物を前に最終的な査定を行い、クルマを引きとっていくというシステムになっており、売却希望者が輸送費の負担をしなくても良い。

ユーパーツがこのようなサービスを行うのも実は理由がある。通常は解体業者から仕入れる中古部品にはマージンが上乗せされ、高価になりやすい。しかし、自社で引取りを行うと、マージンよりも輸送費の方が安く済み、さらに良質な部品の確保ができるからだ。

この「部品取り車買い取りシステム」は、まず関東の1都6県でスタートさせ、徐々に全国展開させていく予定。

《石田真一》

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