ゆりかごから墓場まで!? 中古車販社が廃車体の買い取りも開始

自動車 ビジネス 企業動向

中古車オークション大手のオークネットは、再利用することができそうなパーツが残っている事故と、廃車体の買い取り仲介サービスを始めることになった。リビルドパーツ(中古部品)の販売を行う会社と提携し、ユーザーからの依頼があればオークネットが仲介するというシステム。

部品を売りたい希望者は、車両の外観や内装、事故で損傷した部分など、指定された6点を写真に撮り、それをオークネットの加盟店に持ちこむ。オークネットでは、それを中古部品販売会社のユーパーツに送り、ユーパーツのスタッフが写真を元に概算額を査定、金額に折り合いがつけば、ユーパーツのスタッフが現物を前に最終的な査定を行い、クルマを引きとっていくというシステムになっており、売却希望者が輸送費の負担をしなくても良い。

ユーパーツがこのようなサービスを行うのも実は理由がある。通常は解体業者から仕入れる中古部品にはマージンが上乗せされ、高価になりやすい。しかし、自社で引取りを行うと、マージンよりも輸送費の方が安く済み、さらに良質な部品の確保ができるからだ。

この「部品取り車買い取りシステム」は、まず関東の1都6県でスタートさせ、徐々に全国展開させていく予定。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る