トヨタのIT戦略、今度は販売会社に波及

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トヨタのIT戦略、今度は販売会社に波及
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トヨタ系列の販売会社、ビスタ店では顧客情報を効率的に管理する新システム「ビスタタッチサポートシステム」の運用を8日から開始した。現在はまだシステム構築のためのテスト運用で、全国をいくつかのブロックにわけ、それぞれ一拠点で仮運用し、データを集める。

このシステムはITを活用し、店舗単位の顧客情報をデータベースとして集約、今後の取引やサービスを円滑に行うものだ。顧客を「1年以内に取引がある」、「過去に利用経験はあるが、1年以内の取引なし」、「新規顧客(過去の取引なし)」の3タイプに分類し、各タイプに応じた営業およびサービス体制をデータを元に行うというもの。従来は担当営業スタッフのみが抱えていた顧客情報を拠点規模で共有することで、故障時の対応などを円滑に進めるという狙いもある。

将来的にはトヨタが全販売会社のリンクシステムとして導入を目指している「ai21」とも接続される予定だ。

《石田真一》

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