「為替欠損を最低限に」と、トヨタが決断

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「為替欠損を最低限に」と、トヨタが決断
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トヨタのイギリス子会社、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・UK(UKトヨタ)は、ユーロ安ポンド高という経済背景から、取引のある部品メーカーに対して「今後はユーロで価格設定を行い、納入するよう」に要請を行った。

UKトヨタはユーロ安ポンド高の影響を受けて、ヨーロッパ域内の輸出採算が大幅に悪化している。為替欠損を最低限に抑えるためには、全てをユーロで価格設定することがベストなため、取引のある部品メーカーにも「ユーロで価格設定を行い、納入する」ように要請した。しかし、イギリスの工場に部品を納入しているのは、当然ながらイギリスの部品メーカーが多い。こうした会社が国内から資材調達を続けると、今度は部品メーカー側が為替欠損を負うことになる。部品メーカーはトヨタの要請(というより、強制)に困惑しながらも、ユーロ域内から資材調達を行うことで活路を見出そうとしている。

イギリス政府は国内世論の反対から、現時点ではユーロ参加を先送りしているが、トヨタのようにイギリス国内に拠点を持つ多国籍企業が主導して、ユーロ導入を進めようとしている。イギリス政府がこのような動きにどういう対応を取るのか、今後が注目される。

《石田真一》

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