ホンダの工場は埋め立てゴミをゼロに、どうやって?

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ホンダは9日、国内の全生産事業所での工場廃棄物の埋め立て処分量「ゼロ」を7月末までに達成したと発表した。同社では環境意識の高まりから、当初は2001年度末の達成を計画していたが、これを1年半前倒しで実行できたことになる。埋め立て処分ゼロを達成した国内自動車メーカーは同社が初めて。

ホンダでは生産部門での環境対策「グリーンファクトリー計画」の一環として、工場から排出される産業廃棄物のうち、埋め立て以外に処理する方法がないゴミのゼロ化を進めていた。昨年9月に『シビック』などを製作する鈴鹿工場で達成し、その後は各工場に波及。最後まで残っていた熊本工場と、栃木・高根沢工場では7月末までに処分量ゼロを達成している。

ゼロ化を達成できた理由として、ホンダでは「発生源での削減、再生しての再利用、焼却処分にした際に生じる余熱の発電利用」など、いくつかの理由をあげている。

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