ファイアストン社内調査お手上げ。で、ついに助っ人要請

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タイヤのリコール問題に頭を悩ませるファイアストン社は、リコール対象となったタイヤの調査に外部の機関を参加させ、改めて事故原因などを調査すると発表した。

問題のタイヤについて、これまでわかっているのは「高温下で、低空気圧のまま高速走行などを行い、タイヤに負担が掛かる状態で使用を継続すると、トレッド面のゴムが剥離する」ということだけ。その原因がどこにあるのか、開発や製造段階のミスなのか、ファイアストンとフォードの合同チームが調査を続けているが、今も主原因は明らかになっていない。このため、社外の調査チームを加える形で、改めて事故の発生段階からの調査を行うことになった。

この問題に関しては、すでにアメリカの消費者団体なども独自の調査を行っているが、それを報じるマスコミ各社の論調が「責任はファイアストンにあり」というものに傾いているため、中立的な調査機関に判断を任せるというもの。そこにはファイアストンの苦悩が見え隠れしている。

《石田真一》

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