運輸省が途上国の自動車基準統一へ---そのねらい

自動車 社会 社会

運輸省は、運輸ODA事業として「自動車の基準調和・認証の相互承認にかかる専門家セミナー」を今年度から5年計画で実施する。

運輸省は、1997年から3年、開発途上国での自動車の安全・環境問題を解決してもらうため、日本の基準・認証システムを紹介する「自動車基準・認証実務者セミナー」を実施してきた。今年度からは新たに、途上国向けの自動車準調和・認証の相互承認についてのセミナーを行う。

途上国でも自動車の基準調和が統一されれば、安全や環境の基準レベルの向上が図れるのに加え、自動車メーカーもいちいち国ごとに仕様を変更したり試験を受ける手間が減るので、自動車生産コストの低減が図れる。このため運輸省は、開発途上国でセミナーを開催して基準調和・相互承認を進めてもらう。今年度はインドネシア、ベトナム、タイ、中国、フィリピン、マレーシア6カ国が参加する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る