【F1イタリアGP 速報】大混乱のスタートと「偉大な」勝利

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【F1イタリアGP 速報】大混乱のスタートと「偉大な」勝利
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ヨーロッパラウンドの最終戦となるF1第14戦イタリアGPは、オープニングラップから大混乱の幕開けとなった。改修によって混雑が懸念されていた新1コーナーでまずエディ・アーバイン(ジャガー)がコースアウト、さらに直後の第2シケインで事故は起こった。

ルーベンス・バリケロ(フェラーリ)、デイビッド・クルサード(マクラーレン)、ジョーダン勢、ペドロ・デラロサ(アロウズ)ら計7台が次々と接触して大クラッシュ、セーフティーカーが導入された。11周目にレースが再開。このときのオーダーは、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)、ミカ・ハッキネン(マクラーレン)、ジャック・ビルヌーブ(BARホンダ)と続く。

ホンダF1参戦200戦目というメモリアルレースに、今季最高の4番グリッドからスタートして表彰台が期待されていたビルヌーブは、しかし15周目にトラブルによってスローダウン、姿を消した。代わりに奮闘したのがリカルド・ゾンタで、次々と先行するマシンをパスして一時は3位まで浮上する力走、結果的に1ポイント(6位)を獲得した。

結局レースは終止トップを守り切ったM. シューマッハがそのままチェッカーフラッグを受け、ティフォシで深紅に染まったスタンドから大歓声が起こった。これでアイルトン・セナに並ぶ41勝目を上げたM. シューマッハ。この勝利の持つ大きさの意味にレース後の記者会見では感極まって、コメントできないほど涙を見せていた。2位にはハッキネンが入り、2ポイント差でポイントリーダーの座を守っている。

《編集部》

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