実は渋々…。ファイアストンさらに140万本回収

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実は渋々…。ファイアストンさらに140万本回収
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アメリカ運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、ファイアストン社製タイヤのうち、先にリコールされた以外の24種類についても「事故の危険がある」として、ユーザーに対して注意喚起情報を出していたが、これに応じる形でファイアストンが回収を行うことになった。

NHTSAは今月1日、同局Webサイトなどでユーザーに対し「ファイアストン社製タイヤ24種について、現在リコール中の3種と同様の事故を起こす危険性がある」として呼びかけるとともに、ファイアストンに対してこの24種のタイヤ合計140万本についてもリコールを行うよう、指示を出していた。

ところがファイアストン側はリコール要請を拒否、リコールはおろか無償交換にも応じないという強い態度を取っていた。が、12日にアメリカ上院の商業科学運輸委員会による公聴会が行われる直前にこれを撤回し、無料点検や交換にも応じると表明した。なお、ファイアストン側では今回の措置をリコールでなく、「顧客満足度アップ」のために行うと発表している。

対象となるタイヤは『ATX』、『ファイアホークATX』、『ワイドトラックラジアル』、『ATX23ディグリー』など。ちなみにファイアストン日本法人での発表は、現時点では行われていない。

《石田真一》

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