『シビック』がこれからの基本です。クルマも、そしてそれを作る工場でも

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新型『シビック』を生産している、ホンダの鈴鹿製作所・第一製造ラインは、生産効率と柔軟性を高めた新しいタイプの設備となっているが、その概要が26日に発表された。

シビックの生産に合わせ、第一製造ラインに導入された設備は高い汎用性を持っている。複雑な治具ではなく、シンプルな機能のものを使うことで、その機種専用の投資を抑え、他のクルマの生産時にも使えるようにしたほか、ロボット制御の最適化などで作業自体も効率化している。また、塗装工程では中塗りと上塗り用の塗料を日本では初めて水性化している。この水性塗料の採用拡大によって、VOC(揮発性有機化合物)の排出量を1平方メートルあたり20ミリグラムに削減し、世界最少の米国基準なみに抑えることに成功した。工程の移動に使う搬送装置も汎用タイプとすることで、同一ラインではあるが、生産可能なモデルは8車種に拡大されている。

ホンダはこのタイプの生産ラインを徐々に全国の生産拠点に設置していく予定で、『シビックフェリオ』を生産する鈴鹿製作所の第三ラインと、『アコード』などを生産する狭山工場の第二ラインには一部に新設備を導入済だ。

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