衝突安全に関する運輸省のコメントを公開

エコカー 燃費
衝突安全に関する運輸省のコメントを公開
衝突安全に関する運輸省のコメントを公開 全 2 枚 拡大写真

運輸省は、「2000年度自動車アセスメント実施要領案」についてのパブリックコメントの結果を公表した。今回、47件と大量の意見が集まったものの、運輸省では要領通りアセスメントを実施するとしている。

パブリックコメントでは、衝突試験の項目について8件、試験方法について8件、試験対象車種について6件、試験の評価方法について18件、試験の公表方法について7件の意見があった。以下、試験方法に関する意見と、運輸省のコメントを紹介する。

・歩行者との衝突を評価して欲しい
---歩行者との衝突は来年度から調査研究する
・後方追突の衝突試験を行って欲しい
---後方衝突は死者、重傷者が少なく必要ない
・オフセットだけでなく、斜め方向からの衝突試験も必要
---斜め方向については事故発生形態や試験方法の確立で決めている
・衝突はエンジン駆動状態の方が良いのではないか
---エンジンを駆動させて衝突させると発火などでダミーからデータが採取できなくなったり、バッテリー液飛散による試験実施者の安全を確保しなければならない

このほか、車種選定でホンダ車が2台というのは少なすぎるや輸入車でも実施するべき、商用車は何故今年度やらないのか、などの意見があった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る