大宇(デーウ)が売れない…。韓国開発銀行が交渉期限を延長

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経営が破綻した大宇(デーウ)自動車の引き受け先を探している筆頭債権者の韓国開発銀行は、事前に10月20日と設定していた売却期限を撤廃、時間をかけてデーウの引き受け先を探していくことになった。

デーウの引き受けを巡っては、フォードが第一交渉権を得て、債権者側との交渉を行っていたが、最終的な買収金額が折り合わず決裂。第二の候補としてGM+フィアットの企業連合が交渉を行っている。しかし、当初に定めた期限内での決着は困難だと予想されることから、それを定めた開発銀行側があっさりと期限撤回に動いた。

韓国・東亜日報の報道によれば、この件に関してGMのリック・ウェゴナー社長は28日、パリで開かれているモーターショーの会場で記者会見を行い、「大宇自動車の引き受け問題には関心を持ち続けている」と発言、そのうえで「しかし最終的な引き受け云々を決定するには、もう少し様子を見る必要がある。実質的な調査を通して大宇の状況を綿密に分析し、正確な状況を把握した後に決定を下すことになるだろう」と語った。

《石田真一》

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