【パリ・ショー速報 Vol. 13】事実上量産デビューの日産『エクストレイル』
自動車 ニューモデル
モーターショー

アメリカでの日産は、ライトSUVの『エクステーラ』が年間販売台数8万5000台、「トラック・オブ・ジ・イヤー」を受賞するヒットとなっている。日産の商品企画本部長でルノー出身のパトリック・ペラータは「日欧でも同じ市場の成長が見込まれる」と語る。もっとも開発期間を勘案するとルノーとの提携前に『エクステーラ』は立案されていたはずだ。ちなみに現在ヨーロッパの4x4市場での日産シェアは8.5%(1999)とそこそこ健闘している。
エクストレイルのエンジンは2.0リットルガソリン、トランスミッションは6MTで、“ドライブbyワイヤ”4x4を装備する。ブレーキは『スカイラインGT-R』ゆずりのブレンボというのがおかしい。詳細は19日に予定されている量産型デビューの日にハッキリする。「究極のスポーツからレジャーまで、アクティブなアウトドア派のためのクルマ」という謳い文句が本当かどうかも。
《高木啓》