トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う

トヨタ・カローラクロス 改良新型(米国仕様)
トヨタ・カローラクロス 改良新型(米国仕様)全 10 枚

トヨタ自動車は、SUV『カローラクロス』の改良新型を米国市場で発売した。日本仕様のパワートレインはハイブリッドに一本化されたが、米国向けはハイブリッドとガソリンを設定する。

【画像】トヨタ・カローラクロス 改良新型(米国仕様)

コンパクトSUVとして効率性と機能性を兼ね備えた同車は、ガソリン車が2万4635ドル、ハイブリッド車が2万8995ドルからの価格設定となっている。

改良新型では、2つの新しいフロントデザインを採用した。ハイブリッドモデルはカラーマッチしたグリルによるスリークでモダンな外観を、ガソリン車は存在感のあるボールドで頑丈なデザインを採用している。全グレードで新しいLEDデイタイムランニングライトも装備される。

内装では、フロントコンソールが全グレードで見直され、収納スペースの最大化とドライバーの操作性向上が図られた。ワイヤレスQi充電器装備車には、スマートフォンを固定するディバイダーが追加されている。XLEグレードには新色のポルトベロ内装色も選択可能となった。

技術面では、新たに10.5インチのトヨタオーディオマルチメディアタッチスクリーンと、7インチまたは12.3インチのデジタルゲージクラスターが選択可能になった。寒冷地パッケージとして、ヒーター付きステアリングホイールと前席ヒーターがガソリン車XLE AWDとハイブリッドXSEグレードに標準装備される。

アラバマ州ハンツビルで組み立てられるカローラクロスの米国仕様車は、ハイブリッドとガソリン車の選択が可能だ。ハイブリッドモデルはS、SE、XSEの3グレードで、全て電子制御オンデマンドAWDを標準装備する。ガソリン車はL、LE、XLEの3グレードで、FFまたはAWDが選択できる。

ガソリン車には2.0リッター直列4気筒DOHCエンジンが搭載され、169hpを発生する。CVTと組み合わされ、物理的な1速ギアにより魅力的な走行体験を提供する。AWDモデルではダイナミックトルクコントロールシステムが最大50%のパワーを後輪に配分し、不要時は完全に切り離される。燃費性能はAWDモデルで30mpg、FFモデルで32mpgと予想されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  2. ヤマハが初の長距離ツーリングイベント開催、8万円も「高くない」リピート参加したくなる理由とは
  3. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 三輪EVミニカー「アーバントライカー」、ドア付きの3色を発売 価格は132万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る