スイスに本拠を置くコーチビルダーのスバッロは、毎回ジュネーブにエキセントリックなショーカーを展示することで知られているが、今回はパリ・サロンに遠征。シトロエン『ベルランゴ』を後輪4輪にして、さらにトレーラーまで用意した。
フランコ・スバッロはコーチビルダー以外にデザイン学校も経営しており、近年フランスに2校目を開校したのだ。それでパリ・サロンにも出展したというわけ。スタイリング的にはスバッロ特有の“ゲテモノらしさ”(失礼!)はなくなったが、その分、現実的ではある。
スケールモデルでは後輪にキャタピラを履かせていたが、シトロエンの小型ユーティリティ(メーカー呼ぶところのマルチスペース)は前輪駆動だ。ということは、駆動レイアウトにまで大規模な改造が加えられることを意味する。誰か発注してみませんか?