【東京モーターショー出品車】トヨタ---ハイブリッド『エスティマ』と新型SUV
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合同出展では、(1)排出ガスのクリーン化、省エネルギー、代替エネルギーなど地球環境保全への取り組み、(2)物流・人流システム、先進安全自動車、公共交通システムなどITS分野での先進の取り組みに関連する技術、システムを展示する。
その中でトヨタは、物流・人流システムについて「TIME」=TOYOTA INTELLIGENT MOBILITY ENHANCEMENT、つまり「都市間、地域内における大型から小型自動車にいたる人や物の流れを総合的に効率化する運行管理・営業支援」システムを提案する。
また公共交通システムについては鉄軌道系と道路系の2つの交通機関の長所を結合させた新世代の中距離・中量輸送システム「IMTS」=Intelligent Multimode Transit Systemを提案する。
さらに昨年の東京モーターショーで『エスティマ』の前触れとして展示されていたガソリン-電気ハイブリッド車の『HV-M4』が福祉車両として出品される。発電機を利用して走行中に電動車椅子に充電するわけだが、ハイブリッド・エスティマの登場と短絡的に期待してよいかは、幕張メッセで何らかの回答が得られるだろう。
ほかに“高級アクティブワゴン”『クルーガーV』が参考出品される。メーカーの確認はとれていないが、おそらく『ハリアー』の兄弟車で、アメリカではすでに『ハイランダー』として4月に発表(未発売)されているものの日本仕様と思われる。
《高木啓》