自動車議連会長やっと就任……業界不安の人選

自動車 社会 社会

自民党の国会議員202人で構成する自動車議員連盟は、臨時総会を開き、空席となっている会長に三塚博衆院議員の就任を決めた。

自動車議連の会長は、小渕恵三前首相が務めてきたが、今年5月に前首相が死去してから空席となっていた。三塚氏は、前首相とともに自動車議連発足時からのメンバーで、通産大臣、運輸大臣の経験を持つことから、会長に選任された。

前任の小渕前首相は、以前から自動車業界の発展に関心を持っており、歴代首相で初めて東京モーターショーに訪れたり、首相の多忙の身でありながら新年の自動車業界団体の賀詞交換会にも出席するほどだった。代わっての三塚氏は、自民党内での地位は高く、自動車に関係深い通産、運輸の大臣経験は持つが、自動車業界との関係で目立つものはそれ程無く、熱心でも無い。

自動車議連といえば、数ある議員連盟の中でも最も大きい1つ。自動車の税制改正などでは、議連が頼りの業界団体からは「三塚氏で大丈夫なのか?」と疑問の声が早くも出ている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. 狭い道! 制限1.7m、昔からあったのが「42条2項道路」…東京都小金井市
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る