ファイアストンのタイヤ新たに140万本交換…で発生したトラブル

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ファイアストンのタイヤ新たに140万本交換…で発生したトラブル
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アメリカ・CNNの報道によると、ニューヨーク州のスピッツァー検事総長は16日、運輸省の道路交通安全局(NHTSA)が「ドレッド剥離の危険性がある」と指摘してきたファイアストン社製タイヤ『ファイアホーク』の140万本についても無償で交換を行うことで合意したと発表した。

スピッツアー検事総長は、会見で「消費者への勧告書に含まれているタイヤの所有者には、できるだけ早い時期にタイヤを交換するよう促したい。今回のリコール合意は、消費者にとって大きな勝利であり、全国的な交通安全強化に寄与する」と述べたが、リコールという言葉にファイアストン側が強く反発。広報を通じて「今回は通常の交換キャンペーンであり、リコールに当たらないし、一緒に扱ってほしくない」と異例の声明を出している。

ファイアホークブランドのタイヤについては、9月1日付けでNHTSAが全米の消費者に対して「安全性に問題が確認された」との注意喚起を行っているが、ファイアストン社はこの製品のリコールに応じようとはしなかった。

しかし、問題になったタイヤと同種のタイヤについて、今回の交換キャンペーンを行うこととなった理由をファイアストンの広報では「これ以上の不安を広げないための顧客満足度アップに基づくサービスである」としている。

《石田真一》

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