「リコール隠しからユーザーを守れ」弁護士が物申す

自動車 社会 社会

三菱自動車工業が、大量のリコールにつながるクレーム情報を秘匿し、リコール隠しを行なっていた問題で、日本弁護士連合会(日弁連)は「自動車の安全確保とリコール制度の改善に関する意見書」を運輸省に提出した。

意見書では、道路運送車両法を改正して、メーカーが自主的にリコールを届け出る制度から、アメリカのような行政が強制的にリコールする制度にするとともに、罰則を強化することを求めているほか、ユーザーからのクレーム情報の運輸大臣への報告の義務付け、事故や危険に関するクレーム情報を適切に収集する体制の早急な整備を求めている。

また、収集したクレーム情報の調査・分析を早急に行える整備や情報公開法施行前でも自動車の事故、クレーム情報について、メーカー名、車種、型式を含めて一般に開示するよう求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る