「リコール隠しからユーザーを守れ」弁護士が物申す

自動車 社会 社会

三菱自動車工業が、大量のリコールにつながるクレーム情報を秘匿し、リコール隠しを行なっていた問題で、日本弁護士連合会(日弁連)は「自動車の安全確保とリコール制度の改善に関する意見書」を運輸省に提出した。

意見書では、道路運送車両法を改正して、メーカーが自主的にリコールを届け出る制度から、アメリカのような行政が強制的にリコールする制度にするとともに、罰則を強化することを求めているほか、ユーザーからのクレーム情報の運輸大臣への報告の義務付け、事故や危険に関するクレーム情報を適切に収集する体制の早急な整備を求めている。

また、収集したクレーム情報の調査・分析を早急に行える整備や情報公開法施行前でも自動車の事故、クレーム情報について、メーカー名、車種、型式を含めて一般に開示するよう求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る