【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 11】意味深なルノーとの距離

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【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 11】意味深なルノーとの距離
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『ミストラル』(欧州名『テラノII』)後継モデルかとの予想を裏切った『エクストレイル』。長方形に伸びる窓は、むしろ『ラシーン』を思い起こす。『Be-1』から始まったパイクカー・シリーズの最終モデルで、デザインの完成度には評価が高い。

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「そうですね、まぁラシーンとは指向性が異なりますが。でも今回は“デザインをするがためのデザイン”はやらない代わりに、ドアにしてもラインをつけずにシンプルな丸みと張りをもたせることで質感を上げたとか、いろいろな試みをしています」

これまでの日産とは違うデザイン傾向。それはやはりルノーの影響を意味するのだろうか。「エクストレイルは、ルノーとはちょっと違うと思います。ただルノーも日産も、デザインの傾向は力強さという点で共通しています。しかし、同じになろうという考えはいっさいありません」

「また日産のスタンスとしては、国内マーケットではトヨタさんのようなクオリティの作り方では勝負しようとは思いません。違う世界で勝負したいんです。そのひとつの解答が、エクストレイルで狙っているものです。それは、もしかしたらルノーと同じかもしれません。ただ、日産としては意図的に離すべきだと思います」

ウーン、これをどう解釈すべきか。

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