【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか?

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【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか?
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新型『マークII』を見ていて、フロントとリアで違った印象を受けはしないだろうか。フロントは比較的これまでのマークIIを引き継いだかたちのシャープな印象、リアはどちらかといえばアメ車を思わす、ややふくよかな印象。この二つのテイストが混在する新型に違和感をおぼえる人もいるのではないだろうか。ここのところをデザインを担当したトヨタ自動車第1開発センター第1デザイン部第12プロダクトデザイン室の北角和巳氏にうかがった。

「多少そういうところはあるかもしれません。フロントとサイドでは、前回のマークIIの『グランデ』と『ツアラー』の間にあるようなスポーティさをエッジを出すことでねらっています。リアは逆にその勢いを落ち着かせるような上質な感じをねらっています」と北角氏。サイドの上側のエッジのラインは、リアのコンビランプにある緩やかなカーブに変化しつつつながって行く。これがそれを表現しているというのか。

しかし高級感とスポーティの両立をフロントとリアで分けてしまう解決方法には多少の疑問が残る。このリアのデザインでマークII全体のバランスが崩れてしまっているように感じる。マークIIは日本市場専用車であるだけに日本人の好みには合わせたというが、これではユーザーのデザイン意識のレベルはこんなものと低く見ている、ととらえられても仕方ないのでは?

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