【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか?

自動車 ニューモデル 新型車
【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか?
【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか? 全 3 枚 拡大写真

新型『マークII』を見ていて、フロントとリアで違った印象を受けはしないだろうか。フロントは比較的これまでのマークIIを引き継いだかたちのシャープな印象、リアはどちらかといえばアメ車を思わす、ややふくよかな印象。この二つのテイストが混在する新型に違和感をおぼえる人もいるのではないだろうか。ここのところをデザインを担当したトヨタ自動車第1開発センター第1デザイン部第12プロダクトデザイン室の北角和巳氏にうかがった。

「多少そういうところはあるかもしれません。フロントとサイドでは、前回のマークIIの『グランデ』と『ツアラー』の間にあるようなスポーティさをエッジを出すことでねらっています。リアは逆にその勢いを落ち着かせるような上質な感じをねらっています」と北角氏。サイドの上側のエッジのラインは、リアのコンビランプにある緩やかなカーブに変化しつつつながって行く。これがそれを表現しているというのか。

しかし高級感とスポーティの両立をフロントとリアで分けてしまう解決方法には多少の疑問が残る。このリアのデザインでマークII全体のバランスが崩れてしまっているように感じる。マークIIは日本市場専用車であるだけに日本人の好みには合わせたというが、これではユーザーのデザイン意識のレベルはこんなものと低く見ている、ととらえられても仕方ないのでは?

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る