2003年にあのクルマのXX向け仕様が消える!?

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日本、アメリカ、ヨーロッパ(EU:欧州連合)などは、2003年を目途に車種区分と自動車の重量・寸法の測定方法を統一することで合意した。これは先に国連が定めた「車両等の世界的技術規則協定(グローバル協定)」に基づくもの。

グローバル協定とは、世界的な基準の策定の基礎となる車種区等の世界共通定義を策定する共通課題専門家会合で、日本、アメリカ、欧州連合などが2003年までに、車種区分と自動車の重量・寸法の測定方法を統一することになった。

例えば、軽自動車と乗用車、バスのように車種区分で、安全や環境といった基準は異なるが、車種区分が国ごとで異なると基準だけ統一しても意味が無い。このため、カテゴリー分けと分類するための重量・寸法の測定方法の統一が、基準統一の基礎となる。

専門家会合では、日本が議長を務めており、今後2年間かけて日、米、EUでカテゴリー分け統一について議論して、2003年までにまとめる。車種区分が統一され、基準が統一されれば、メーカーは国の基準に合せて仕様を変更する必要がなくなるため、コストダウンが図れる。

《レスポンス編集部》

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