ITは運転の邪魔になる?---GMの危機感

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

GMでは1000万ドル(約10臆8000万円)の予算を計上し、本格的に自動車マルチメディアとドライバーの運転能力の阻害についての研究を行うことになった。

アメリカでは自治体ごとに運転中の携帯電話を禁じるなどの法案が定められている。しかし連邦政府は全体として規制する法案を検討中。これに対して今後OnStar(オンスター)などのカーマルチメディアを推進しようという立場のGMが、「ドライバーの注意を最小限にしかそらさない、安全なデバイス」のありかたを独自に調査研究しよう、というわけだ。

GMでは今年1年ですでに80万人がOnStarに契約することを見越しており、カーマルチメディアが規制されることに大きな危機感がある。GMは調査の結果を随時広告、教育資料、ウェブサイトなどで一般消費者に報告していく予定。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る