ダイムラー・クライスラーが「御近所車」を販売---戦略車種になる?

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラー・クライスラーが「御近所車」を販売---戦略車種になる?
ダイムラー・クライスラーが「御近所車」を販売---戦略車種になる? 全 1 枚 拡大写真

アメリカでは高齢者のコミュニティなどでゴルフカートのような小型電気自動車が公道を走る許可を得ているところがある。

こうした「ネイバーフッドカー」と呼ばれる小型電気自動車生産の最大手、グロ−バル・エレクトリック・モーターカー社がダイムラークライスラーに買収されることになった。これにより、ダイムラークライスラーはネイバ−フッド・エレクトリック・ビークル(NEV)をアメリカで販売する初の大手自動車メーカーとなった。

NEVは最高速度25マイル/h(40km/h)で、速度制限が35マイル/h(56km/h)以下の公道を走ることが認められている。現在 NEVを許可している州は32に上り、安価な無公害の人々の足、として将来に期待がもたれている。もちろんカリフォルニア州のZEV法案でも無公害と認定されている車だ。

今後成長が見込まれているNEVだけに、ダイムラークライスラーのクリーンエネルギー戦略の上で重要な役割を果たしそう。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る